山室元吉作品翻刻・目録作成委員会

延岡市文化財・市史編纂課の依頼を受けた延岡市史編纂事業のお手伝い事業のその2
山室元吉(安政元年、1854~大正7年、1918)と親交のあった日向市東郷町某家のご子孫から延岡市文化財・市史編纂課に預けられた山室元吉と某家のご先祖の詩文を主とする、文書の翻刻及び目録を作成する委員会。
山室元吉は、安政元年10月(1854)、岡富村(現延岡市岡富町)の生まれ。家は代々内藤家に仕えていた。
号は城陰。幼い頃より学問を好み、熊本の漢学者岡松甕谷(おうこく、ようこく)に学ぶ。明治8年(1875)に明治政府の官吏となり、以後、埼玉の警察署長、長崎の典獄(刑務所長)を歴任。明治31年(1898)、新潟の典獄を最後に官界を辞して延岡に帰郷。内藤家が運営する中学校亮天社の教師となり、内藤家の委嘱を受けて内藤家藩史編纂と史料編集にも努めた。氏の編纂した史料は明治大学の内藤家文書に収められている。
大正7年4月2日(1918)、病没。享年65。
墓は台雲寺にある。(松田仙峡『延岡先賢伝』1956より)

第3回山室元吉作品翻刻目録作成委員会

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